当院は開業して約70年が経ちます。「約70年」という書き方をしたのは昔の記録が残っておらず、正確な開業日がわからないからです。近所の方や患者さんに聞き込みをしたところ、昭和30年にはすでに診療していたことは確認できました。生前、先代の院長・大滝三郎は第二次世界大戦後に歯科医師免許を取得したと言っていたことから昭和25~30年の間に開業した可能性が高いかと思われます。歯科医院として70年もこの土地で続けてこれたのはひとえに地域の皆さまに支えがあってのことです。これまでの感謝の気持ちを胸に、この先も歯科医療を通して地域に貢献していきたいと考えております。私たち歯科医師は医師と違い、命を救うことはできないかもしれません。しかし、皆さまの「生活の質(QOL)」を高めるお手伝いはできると信じています。地域の皆さまが、より豊かで快適な毎日を過ごせるよう、今後も誠実に診療に取り組んでまいりたいと思っております。